【42年の歴史に幕】特急列車・381系やくも 整備士やJR職員などさまざまな人の思いを乗せたラストラン 定期運行の別れに感謝のメッセージ

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  • Опубликовано: 16 июн 2024
  • 島根県出雲市と岡山県岡山市を結ぶ特急やくも。国鉄時代に導入された旧型の381系車両がラストランを迎えました。各地でイベントが開かれる中、長年やくもに寄り添ったJR社員の思いとはー。
    6月15日を最後に定期運行を終了した特急列車・381系やくも。県内外から大勢の鉄道ファンが駆け付け、2日間の日程でラストランを行い、42年の歴史に幕を下ろしました。
    福井から訪れた人
    「ちょっと感動しました」
    広島から訪れた人
    「やっぱ寂しいですね。(旧型の)色や形になじんで育ってきた世代なので」
    三重から訪れた人
    「ラストということでたまたま切符が取れたので。先頭に三角のマークがついていて、あれが国鉄の特急電車の特徴だったので、そういう電車がなくなるのは残念で寂しい」
    そして、ラストラン最終日には出雲市にある車両所で特別に「幕回し」が公開されました。会場には、抽選で選ばれたツアー客120人が招かれ、引退したばかりの国鉄色やくもの幕回しを間近で見学しました。ヘッドマークには「しらはま」や「くろしお」など、今はなき381系の列車名が次々と映し出されます。
    東京から訪れた人
    「最初で最後なので絶対来たいと思って非常に満足ですね。ここに入る機会もなかなかないので」
    和歌山から訪れた人
    「同じ車両が和歌山でも走ってたので、それが先に引退してこっちでしかなかったので、もう乗れないと思うとちょっと寂しいです。けれど新しいやくもに乗るのを楽しみにしてます」
    この様子を会場の端のほうで見守る一人の男性が…。
    整備士 阿部喜文さん
    「みなさん夢中になって撮っていただいてますので、いい光景だなと思って」
    整備士の阿部喜文さん、62歳。阿部さんが入社した2年後の1982年に381系やくもがデビュー。以来42年にわたり、381系やくもの整備に携わってきました。そして、最後の勇姿を見届けた阿部さんはー。
    整備士 阿部喜文さん
    「ちょっと(胸が)詰まるので、きょうはだめですね。小さい声でありがとうございましたということを伝えたいと思います。ありがとうございます。この前から涙が出てしょうがないんですよ」
    381系と共に歩んだ阿部さん。今後は別の車両の整備や修理にあたります。
    ◇ ◇
    一方、JR米子駅の改札口。6月17日朝、特急やくものファンが撮影していたのは、車両ではなく、ホワイトボード。
    鉄道ファン
    「(定期運行が終了して)悲しいのもありますし、愛がこもってるなっていう感じは伝わりました。ファンからみてもすごく愛は感じるって、皆言ってますね」
    5月末から6月15日まで置かれていたこのホワイトボード。特急やくもの旧型車両への感謝状が、イラストで描かれています。
    ~ホワイトボードに書かれた文字~
    「私はあなたと同じ1982年生まれです」
    381系車両の定期運行の別れを惜しむあふれんばかりの感謝をつづったメッセージ。17日の午前中に特別に展示されました。書いたのは、JR米子駅の職員で運航管理などを担当する竹原悠花さん。
    竹原悠花さん
    「40年以上もの間、安全にお客さまを送りとどけていただいた381系のやくもに対して感謝の気持ちを込めて描いております」
    実は竹原さん、381系が特急やくもでデビューした1982年の翌年に生まれた40歳。旧型やくもの1学年後輩です。ホワイトボードには、同じ年と書いたのにはある思いがありました。
    竹原悠花さん
    「わたしの思い出を中心として、ほかの職員の思い出も一緒に思いを込めて感謝状を完成させております」
    ~竹原さんが書いた特急やくもへのメッセージ~
    「はじめてあなたと出会ったのは小学校の修学旅行。車窓から見える景色に同級生と共にわくわくしたのを覚えています。中学生のころは、甲子園を見に夏休みに家族で出かけました。列車にゆられながら両親の子どもの頃や学生時代の思い出、私への思い、いろんな話を聞きました」
    小さいころから旅行が好きだった竹原さん、電車などの移動手段をより思い出深いものにしてもらおうと、JR西日本に入社。乗客の安全を20年にわたって守り続けています。
    竹原悠花さん
    「これからも単なる移動手段としてやくもを利用するのではなく、沿線の皆さまだとか、たくさんのお客さまの思いだとか、未来に希望を運んで走り続けていってほしいと思います」
    最後まで大勢の人に愛された「381系やくも」。今後は、繁忙期などに臨時列車として運行される予定です。
    (2024年6月17日放送 ニュースevery日本海より)
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Комментарии • 16

  • @stormbird787
    @stormbird787 27 дней назад +17

    これだけ長く走らせることができる品質と整備技術が凄い。

  • @jw1today110
    @jw1today110 27 дней назад +10

    国鉄時代の車両が今でも人気なのは
    単なる懐かしさやノスタルジー
    だけでなく、親しみやすい面構えや
    彩色が影響していると思います

  • @Yakumotyanneru
    @Yakumotyanneru 26 дней назад +8

    長く愛された車両だったんだなぁ🤔
    繁忙期に381系が復活したら観にいきたいなぁ🤔

  • @makototakaki8120
    @makototakaki8120 27 дней назад +6

    運行が終わって、こんなに寂しい思いをするとは思いませんでした。最終日、国鉄色に乗りましたが、こんなにガタガタ、ゴロゴロ、音してたっけ!?こんなに揺れたっけ!?
    もう、体力、気力の限界のような走りだったと思います。
    私が小学校1年生の時から走り続けた電車でした。本当に思い出深い電車でした。381系の引退にあたり、本当にかけがえのない電車であることに気付かされました。

  • @user-ri7rt9oy7c
    @user-ri7rt9oy7c 27 дней назад +14

    国鉄型は最高。

    • @mabo560
      @mabo560 27 дней назад +2

      間違いない

  • @zn6toyota417
    @zn6toyota417 26 дней назад +2

    国鉄型特急色に乗れるのは最後だと思い先月、仙台から岡山へ381系やくもに乗車してきました。
    先に引退した485系や189系の姿を重ねてしまい、改めてこの映像を見ると所謂「電気釜スタイル」の終焉…胸が熱くなってしまいました。

  • @poronyumeno3904
    @poronyumeno3904 26 дней назад +3

    よくがんばったね!ゴールデンウィーク最終日に乗りました。まずは現在の最新型273系を初乗車し、この後国鉄色を使ったやくも8号を備中高梁から岡山まで乗って、そして岡山から米子まで同じ国鉄色のやくも9号に乗りました。

  • @user-jr8ph2no8r
    @user-jr8ph2no8r 25 дней назад +1

    お疲れ様でした。伯備線が電化して家族で岡山と出雲市駅の間、出雲大社等観光で初めて乗りました。あれから数十年お疲れ様でした。ラストは仕事でいけないので。2、3、年前から9日の日曜まで撮り鉄と乗車しました。

  • @user-ke8br5pt3f
    @user-ke8br5pt3f 24 дня назад +2

    さらば381系
    お疲れ様でした😢

  • @ryuunosyuke0906
    @ryuunosyuke0906 27 дней назад +5

    キハ181から381系に置き換わる前年に米子駅の側線に駐留されていた新型やくもの前で撮影したのと小学校の修学旅行で181系で行ったのを思い出す。

  • @user-zt5lv4yw4u
    @user-zt5lv4yw4u 22 дня назад

    381系はかつては伯備線特急やくもの他阪和線紀勢本線特急くろしお、中央本線(名古屋ー塩尻)、篠ノ井線特急しなのにも運用されてました。

  • @user-kl4lg2cr9k
    @user-kl4lg2cr9k 24 дня назад +2

    4:12 JR西の別の特急列車と同じ名前の方。

  • @Joshi-zd9ir
    @Joshi-zd9ir 27 дней назад +1

    葬式😂